【函館スプリントS展望】高松宮記念馬セイウンコウセイ復帰Vなるか

 「函館スプリントS・G3」(18日、函館)

 上半期のスプリント王者セイウンコウセイが、サマー王者を狙って復帰する。前走の高松宮記念は稍重馬場を苦にせず、直線で馬場の真ん中から力強く伸びて、重賞初勝利をG1で飾った。今回は約3カ月ぶりとなるが、1週前は久々を感じさせない動きを見せており、ここは貫禄を見せつけたい。

 前走の高松宮記念は15着と大敗を喫したシュウジ。2番手に控えて直線に向いたが、坂を上がって失速した。馬場の影響もあっただろうが、これまで57キロを背負った4戦は着外に沈んでいるように、斤量泣きするタイプとも言える。その点、今回は56キロで臨めるのは好材料。昨年、鼻差の2着に敗れた一戦で名誉ばん回を図る。

 ブランボヌールは15年函館2歳Sの覇者で当舞台は得意。昨年のキーンランドCではシュウジを負かして重賞2勝目を飾っているように、洋芝のスプリント戦は最適条件と言える。久々でも軽視はできない。

 昨年、ワンツーを決めた3歳馬は斤量面が魅力。ジューヌエコールは血統、気性を考えると距離短縮は間違いなくいい。

 衰えを見せない函館巧者のエポワス、クリスマスも圏内だろう。

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