【ダービー】ペルシアン好仕上がり 鞍上「息遣いもバッチリ」ダービー制覇へ

 「日本ダービー・G1」(28日、東京)

 好仕上がりをアピールだ。皐月賞2着馬ペルシアンナイトは24日、水口(レースは戸崎圭)を背に栗東CWでシンシアズブレス(4歳500万下)と併せ馬。3馬身前方の僚馬を目標に半マイルから発進し、直線は内へ。鞍上が軽く促しただけで、馬体を沈めて四肢を弾ませる。最後まで馬なりのまま、4F51秒8-37秒4-11秒8で1馬身先着を決めた。

 2週連続で騎乗した鞍上は「状態は追うごとに良くなっていますね。息の入り、息遣いもバッチリです」と好感触を伝える。池江師も「調教は全体的に良かったです。疲労を取るのに時間はかかったが、何とか皐月賞に近い状態には戻せそう」と合格点を与えた。

 新コンビの戸崎圭は「チャンスのある馬に乗せてもらえるのは光栄。その分責任も感じます」と身の引き締まる思い。「乗りやすそうだし、最後の脚はいいものを持っていますよね。東京になるのもいいと思います」。63年ぶり4人目のテン乗りVへ-。存分に力を引き出すつもりだ。

 距離延長にも、師は「血統的にも悪くない。引っ掛からないしね」と冷静だ。「スタートはモッサリとした馬。中団からの競馬になると思う」と直線勝負をイメージする。昨年のマカヒキに続く、皐月賞2着馬のダービー制覇へ。万全の態勢で、世代の頂点を狙う。

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