【弥生賞】コマノインパルス手応え十分!走りなれた舞台で重賞連勝だ

 「弥生賞・G2」(5日、中山)

 楽に動いた。京成杯勝ち馬コマノインパルスは1日、美浦Wでタイセイブラスト(4歳500万下)と併せ馬を行った。3馬身後方からスタートし、終始、余裕のある走りで直線へ。最後まで馬なりのまま併入し、切れのある動きを見せた。

 騎乗した田辺は「先週に動かしているので、今週は流す程度の内容。いい走りだった」と声を弾ませる。菊川師も「馬体に丸みがあっていい感じ。きょうの調教も思い描いた通りのメニューがこなせた」とうなずいた。

 前走の京成杯で重賞初Vを達成したものの、満足のいく状態ではなかった。「穏やかなタイプが、前走はテンションが高かった。間隔を詰めて使ったことで苦しかったのかも」と鞍上は振り返る。それでもきっちり勝ったようにポテンシャルは高い。今回に関しては「落ち着きがあり、いつもの感じだね」と手応えをつかんでいる。

 中山芝2000メートルは3戦目。「同じ条件で2回走っているので何の問題はない」と主戦は歓迎ムード。走り慣れた舞台で重賞連勝を決める。

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