【大阪杯】キズナ2着 スタンド悲鳴

 キズナ(右端)の内から抜けだすラキシス(左)
2枚

 「大阪杯・G2」(5日、阪神)

 G1馬6頭が集った注目の一戦を制したのは、昨秋のエリザベス女王杯馬で4番人気のラキシス。注目のキズナは2着に敗れ、京都記念3着に続く敗戦。

 スタンドのファンからは、悲鳴にも似たため息が漏れた。単勝1・4倍の圧倒的1番人気のキズナは、2馬身差の2着に敗れた。

 いつも通りに後方から運び、直線半ばで一度は先頭に立ったが、最後は道中で目の前にいたラキシスに差し返された。骨折明けの京都記念3着に続く連敗に、武豊も「残念ですね。きょうは正直、負けるとは思っていなかった。最後もかわされるとは…」と首をかしげるしかなかった。

 前日からの降雨で馬場は不良。持ち味の鋭い末脚を殺されたとはいえ、負けてしまっては納得がいくはずはない。主戦は「勝たないといけないレース。最後は、また止まったね。何とも言えないが、まだ(状態が)本当じゃないのかな。調教はすごく良かったけど。次、頑張ります」と気持ちを切り替えた。

 今後は予定通り、天皇賞・春に進む。佐々木師も「レースは完璧だった。超一流馬相手だし、楽じゃない。まだ急激に(良くなる)まではね。一歩一歩かな。3着、2着だし、次は1着といきたい」と前を向く。復帰3走目で迎えるG1で、今度こそ真価を見せる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス