【エ女王杯】ヌーヴォ上々の動き

 「エリザベス女王杯・G1」(16日、京都)

 オークスに続く2冠を狙った秋華賞で首差2着。雪辱を期すヌーヴォレコルトが6日、美浦Wで好仕上がりをアピールした。

 栗東から駆けつけた主戦・岩田が騎乗し、大きく先行する僚馬2頭を目標にスタート。直線で最内に潜り込むと鞍上がステッキを入れてゴーサイン。残り1Fでもまだ2、3馬身の差はあったが、そこからグイッとひと伸び。5F69秒0-39秒0-12秒1のタイムで外のデトロイトカフェ(2歳未勝利)をかわし、中のソードラック(3歳500万下)には馬体を並べてフィニッシュした。

 「きょうは重い感じはあったけど、このひと追いで良くなるでしょう。精神面もしっかりしているし、落ち着いているのは何より」と岩田が笑顔を見せる。斎藤師も「直線はとてもいい反応だった。前走は力負けではないし、今回は京都の外回りコースに変わる。この馬には有利な材料だね」と胸を張った。

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