【紫苑S】シャッセ巻き返しに好感触
「紫苑S」(13日、新潟)
仕切り直しだ。函館記念では16着に敗れたバウンスシャッセが、3歳牝馬同士の一戦で巻き返しを狙う。
最終追いは10日、美浦坂路で行われ4F55秒2‐39秒3‐12秒5を記録した。最後は一杯に追われて力感のある伸びを見せた。藤沢和師は「大きな変化はないけど、順調に来ているよ」と感触を伝える。
3番人気の前走は見せ場すらつくれなかった。「古馬の牡馬が相手だったからね。仕方のないところはある」と師は振り返るが、今回は同世代の牝馬が相手だけに言い訳はできない。「オークス3着馬だからな。牝馬が相手になるし、関西へ行くぞ!」と今回の一戦だけではなく、その先の大一番・秋華賞(10月19日・京都)まで見据えていた。