「ＵＨＢ賞」（１７日、札幌）

　前走の再現とばかりに、４番人気のマヤノリュウジンが大外から突き抜け、オープン特別２連勝を決めた。

　Ｇ１・３着（１３年スプリンターズＳ）の底力を見せつけた。最後方を進んだが「直線が短いので、のんびり構えていると届かないから離されないようにだけ気をつけた」と池添。相棒の復活に「いい脚を使ったし、昨年の秋の状態に戻っている」と笑顔を見せた。

　短期放牧明けで追い切りが１本足りない状況下だったという。庄野師は「息遣いがもうひとつだったのに、強い内容だった」と能力を再確認した様子。今秋のローテもＧ１を意識したもの。「セントウルＳ（９月１４日・阪神）からスプリンターズＳ（１０月５日・新潟）へ。楽しみだね」と昨年のリベンジに力を込めた。