【レパードS】エクスプレス汚名返上へ

 「レパードS・G3」(10日、新潟)

 汚名返上へ、2歳王者アジアエクスプレスが6日、存在感を示した。

 美浦坂路で単走。終始馬なりだったが、力強いフットワークで駆け上がると、4F52秒8‐38秒5‐12秒7をマーク。騎乗した平塚助手は「坂路なので動かないと思ったけど、想像以上の時計が出たね」と声を弾ませた。

 ユニコーンSでの屈辱的な12着大敗。それを踏まえて陣営は7月24、31日の追い切りで浅いブリンカーを着用した。「きょうは着けなかったけど、2週続けて(ブリンカーを)着けたことが良かったようですね。本番では着用する予定」と、その効果を感じ取る。それに加えてこの中間は攻め馬も強化。ふたつの相乗効果で動きにも切れが出てきて、確実に良化の一途をたどっているようだ。

 芝・ダートを問わず、抜群のパフォーマンスでデビューから3連勝。あっという間に2歳No.1の座に就いた逸材に、手塚師も「変わってくれなければ困る。それほどの馬だと思っているので」と力を入れる。勝利にこだわり、策を講じて臨む今回。再び、強いエクスプレスが戻ってくるはずだ。

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