木幡初也いきなり“最年長騎手”父に挑む

 新人騎手ムチ贈呈式が27日、栗東トレセンで行われ、JRAの現役最年長騎手、木幡初広騎手(48)=美浦=の長男・初也騎手(18)=美浦・鹿戸=ら7人が飛躍を誓った。

 兄弟の先陣を切って、父と同じ舞台に立つ。JRA最年長ジョッキー・木幡初広の長男にあたる木幡初也が記念のムチを手に気持ちを新たにした。「1頭1頭、大切に騎乗して、信頼されるようになり、記録にも記憶にも残る騎手になりたい」。次男の巧也くんに続き、三男の育也くんも4月から千葉県白井市のJRA競馬学校に入学し、騎手を目指す競馬ファミリーだ。

 デビュー戦となる日曜中山3Rでは、いきなり親子対決が実現する。「自分もプロなので、一緒に競馬をする以上は真剣勝負。負けないように騎乗をしたい」。背中を追い続けてきた父に真っ正面から挑むつもりだ。

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