「宝塚記念・Ｇ１」（２３日、阪神）

　秋春グランプリ制覇を目指すゴールドシップはファン投票２位。５万７５３９票の獲得に、須貝師は「多くのファンに支持されてありがたい。責任を感じる」と気を引き締めていた。豪華なメンバーが集まり「オルフェーヴルと戦えること自体が名誉。ジェンティルドンナも強いし、フェノーメノには（天皇賞・春で）土を付けられている。挽回しないと」と注目の初対決、そして反撃へ向けて、気合が入っている。

　前日の５日には栗東坂路で４Ｆ５２秒５を記録し、この日は引き運動で体をほぐした。今浪厩務員は「動きも時計も良かった。息遣いはまだ物足りないが、乗り込んでいけば問題ない」と仕上げに自信の表情。１１日からは主戦の内田博が栗東に滞在し、レースまで付きっきりで調教をつける予定だ。スタッフ一丸となって頂点を目指す。