【宝塚記念】ジェンティル戦闘モード
「宝塚記念・G1」(23日、阪神)
ドバイシーマクラシック2着のジェンティルドンナが上昇ムードだ。5日、ベストウォーリア(3歳1600万下)と栗東坂路で併せ馬。掛かり気味に飛ばす僚馬を追走する形から、軽快な脚さばきで早々に並びかけると、ラスト1F手前で早くもリードする。そのまま余裕の手応えで半馬身先着。4F54秒2‐39秒3‐13秒0をマークした。
井上助手は「最後は抜け出して、馬も拍子抜けしたみたい。ただ、予定通り調教はこなせているし、順調ですね」と納得の表情。体調面も日に日に上向きで「先週の金曜にゲートから出して気持ちが入ったのか、スムーズに動けるようになった。キャンターも楽しそうに走ってるし、いい時の状態に戻ってきた」と好感触だ。来週は主戦の岩田を背に追い切る予定。昨年の年度代表馬が、いよいよ戦闘モードに入ってきた。