【ローズS】ハナズゴール闘志満々

 「ローズS・G2」(16日、阪神)

 2強に“待った”をかける。ハナズゴールは12日、栗東坂路で単走追い。ゴール前は自らハミを取り、気持ちの入った走りを披露。小柄な馬体を軽快に弾ませ、4F54秒0‐38秒7‐13秒1をマークした。騎乗した田辺は「馬場が締まっていて走りやすかった。“スッと行くなあ”って感じで。あれでいいと思う。息の入りが良かったし、無理をしないで動けるのがいいこと」と満足げだった。

 4着とはいえ、札幌記念は0秒3差。古馬の強豪相手に地力を示した。「急ピッチで使ったけど、レースぶりが良かった。落ち着きがあったし、成長したのかなと思う」。先に待つ大舞台に向けた仕上げだった点を踏まえても収穫は大きい。

 桜花賞、オークスの上位2頭が出走する本番さながらの前哨戦。ここで2強を食うぐらいでなければ夢は抱けない。「オークスはいろいろと条件が厳しかったからね。どの馬をって意識して乗るわけじゃないけど、人気馬がいて競馬はしやすい。そう差はない」。重賞ウイナー3頭を差し切ったチューリップ賞の再現を‐。自慢の末脚でVゴールを決める。

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