【レパードS】イジゲン先輩馬に並入

 「レパードS・G3」(5日、新潟)

 “異次元”の走りを初めての重賞舞台で見せつける。真夏の3歳ダート重賞戦の追い切りが1日、東西トレセンで行われ、砂では4戦3勝と、底を見せていない素質馬イジゲンが、美浦Wの併せ馬で古馬を相手に楽々と並入。仕上がりの良さをアピールした。

 重賞タイトル奪取へ向けて、きっちりと負荷をかけてきた。美浦Wで最終追いのイジゲンは、ゴーハンティング(4歳1000万下)を1馬身前に見る形でスタート。直線では内に潜り込み、先輩相手にビッシリと馬体を合わせながら5F67秒3‐38秒5‐12秒9でゴール板を駆け抜けた。並入となったが、手応えは優勢で脚色にも余裕あり。性能と出来の良さをアピールするには、十分な最終デモと言えよう。

 「時計は想定通り。動きもいい。休み明けだった前走の追い切りよりもしまいはやっていますよ」と橋本助手。4F追いで仕上げるパターンも少なくない堀厩舎だが、今回は先週に引き続き、5Fからの追い切りを消化。連日のように30度を超える猛暑のなかでも、緩めることなく調整を進めてきた。「1回使った分、上積みはあると思います」と自信の表情で上昇を口にする。

 ダートで4戦3勝という表面上の戦歴以上に、スケールは大きい。3勝はいずれも出遅れ→差し切りという豪快な内容。2カ月ぶり、初の古馬相手の前走も荒っぽいレースぶりでVを飾った。「強いと思うよ。こちらの思った以上に加速がいい。秘めているものがある感じ。先々も楽しめる」と内田博は前走を振り返りながら、その将来性に太鼓判を押す。

 現状で唯一の課題と言えるゲートも「駐立の練習はしているから」と橋本助手に不安の色はなし。馬名通り、異次元の走りで、輝かしい未来への展望を広げていく。

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