【9月1日のあんぱん】第111話 嵩脚本「やさしいライオン」を巡り登美子・羽多子とすったもんだの顛末は?

 のぶの母・羽多子が登美子を招いて…。左から、のぶ(今田美桜)、羽多子(江口のりこ)、嵩の母・登美子(松嶋菜々子)
 自宅で、母・登美子(松嶋菜々子)に向き合う嵩(北村匠海)
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【先週のあらすじ】

 嵩(北村匠海)の詩の才能を見抜いた八木(妻夫木聡)が企画し刊行された嵩の詩集「愛する歌」がヒット。ある日詩集に救われたという少女・佳保(永瀬ゆずな)が柳井家へ。毒舌だが、嵩がウケないと悩むあんぱんを配るおじさんの絵は好きだと話す。嵩とのぶ(今田美桜)は引っ越して羽多子(江口のりこ)と同居。ラジオドラマ脚本の依頼に、嵩は母と子が題材の作品を書き直し、オンエアされる。

  ◆  ◆

 ラジオドラマ「やさしいライオン」は、たくさんの人の耳に届いていた。しかし嵩は、母・登美子(松嶋菜々子)の反応が気になり、浮かない顔。のぶから事情を聞いたのぶの母・羽多子は、数日後、登美子を家に連れてくる。羽多子が「やさしいライオン」の話を切り出し、のぶは嵩の登美子への思いを伝える。だが、つれない態度の登美子は、帰ってきた嵩にも厳しい言葉を浴びせる。そんな登美子に羽多子が…!!

 朝ドラ112作目の「あんぱん」は今年放送100年を迎えたNHKが送る、愛と勇気の物語。「アンパンマン」の作者やなせたかしの妻・暢がモデルのヒロイン、のぶ役にオーディションで3365名の中から選ばれた今田美桜。後に夫となる嵩(たかし)役を北村匠海が演じる。脚本は、ドラマ「ハケンの品格」、朝ドラ「花子とアン」など多数の実績を持ち、生前のやなせたかしと交流のあった脚本家・中園ミホがフィクションとして描き出す。

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