21歳の米人気歌手、ゲイ公表ためらった訳「僕と同じでないかもしれない」ファンに告白

 リル・ナズ・X(21)は自身がゲイだと知られたくなかったために、ニッキー・ミナージュ(37)のファンアカウントを運営していることを否定していたそうだ。昨年『オールド・タウン・ロード』の大ヒットで一躍スターとなったリル・ナズは、ニッキーのファンアカウント@nasmarajのオーナーであると噂されていたが、今回その件について口を開いた。

 リル・ナズがニッキーに向けて「あなたに参加してほしい曲があるんだけど、どうかな」と投げかけ、コラボレーションを提案すると、あるファンがリル・ナズに対し、なぜニッキーのファンアカウントを運営していることを明かさないのかと問いかけた。

 それに対し、以前は自身のセクシュアリティについて葛藤があったとしているリル・ナズは「正直に言って、自分がゲイだって知られたくなかったんだ」と答えた。そして、ニッキーのファンだからといってゲイだとは限らないとコメントを受けると、リル・ナズはこう答えている。「それは分かってる。でも、もしニッキーに捧げたファンアカウントを持っていたら、その人はゲイだってみんなに思われるだろうから。それに、ラップや音楽業界は未だに同性愛者の男性を受け入れているわけじゃないからね」

 そんなリル・ナズは以前、ゲイであることを告白するつもりではなかったと話していた。「本当のところ、死ぬまで秘密を抱えておくつもりだった」「僕はLGBTコミュニティを100パーセント代表したい。でも、心から望んでいないことをするように他の人を促すつもりはない。特に中学校や高校の時に。とにかく辛いだけだからね。僕にとっては(カミングアウトは)簡単だった。自立しているから。家から追い出されたり、ひどい扱いを受けたりなんてことはない。でも僕と同じ年齢の人で、まだ将来が決まっていなくて両親と住んでいるような人は、同じではないかもしれない。僕の家族は知っているよ。でも特に会話に上るようなことでもないし、話し合ったりもしない。誰も『ボーイフレンドはできた?』なんて聞いてこない」

 昨年7月、マネジャーやレコード会社に話さないまま公にカミングアウトしたリル・ナズだが、父親だけには事前に電話で伝えていたという。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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