吉沢亮「国宝」観客動員数1309万、興行収入184億 異例の舞台あいさつが大みそかに実現「何度も足を運んで学ばせていただいた歌舞伎座で」
俳優の吉沢亮(31)が31日、東京・歌舞伎座で行われた主演映画「国宝」歌舞伎座大みそか特別上映会に横浜流星(29)、李相日監督(51)らと登壇した。
登壇者は歌舞伎座にふさわしい和装で登場。東宝と松竹が共同主催という異例の形で、さらに公開から半年以上がたった大みそかに実現した舞台あいさつとなった。吉沢は「何度も足を運んで学ばせていただいた歌舞伎座で舞台上からの景色を見させていただける日が来るとは思っていなかったので光栄です」と喜んだ。
公開から208日となる12月30日の時点で観客動員数1309万8000人、興行収入184億7000万円という約22年ぶりに実写邦画の歴代1位を塗り替えた大記録も改めてアナウンスされ、歌舞伎座が拍手に包まれた。
約1年半かけた役作りなどが実った形となった。吉沢は李監督の撮影での徹底ぶりも振り返り、「執念しかなかった。厳しさもありながら愛情を感じた」と感謝した。
