三遊亭円楽 襲名1年弱 明かした重圧 名跡が「フィットする感じはいまだにない」
落語家の七代目三遊亭円楽(48)が4日、東京・池之端しのぶ亭で、「芸歴25周年記念落語会」(来年3月9~11日、東京・有楽町よみうりホール)の取材会を、春風亭一之輔(47)と行った。
今年2月に襲名して1年弱、円楽は「(名跡が)フィットする感じは、いまだにない。先代と先々代が日本全国で顔と名前が一致する噺家って、今までいなかったと思いますし」と、その重圧を改めて口にした。
落語会の2日目には、同期の一之輔と初の“二人会”を行う。「日本一チケットの取れない落語家」と称され、23年4月からは自身の父・好楽とともに「笑点」の大喜利メンバーを務める一之輔に対し、円楽は「水のあけられ方がすごい」と脱帽。「(距離を)あけられた背中を、どこまでつかめるか。そんな人が同い年、同期でいたことに幸せを感じるところはあるので」と語った。
