五代目円楽さんの十七回忌 七代目に父・好楽が豪快アドバイス「全財産を使いなさい」

 2009年に死去した落語家の五代目三遊亭円楽さんの十七回忌法要が命日の29日、都内の菩提(ぼだい)寺で営まれ、七代目三遊亭円楽(47)、七代目の父の三遊亭好楽(79)ら一門30人と遺族2人の計32人が参列した。

 七代目は「本当に縁(えにし)を感じますね。入門した時に師匠が68(歳)、あたしが23(歳)で、おじいちゃんと孫のような離れ方で、本当にかわいがってもらいました」と回想。自身が真打ちに昇進した28日後に五代目が他界し、「真打ちになるまで頑張ってくれたんだなっていうことが思い起こされます。あっという間でしたね、16年。師匠と六代目のおかげでここまで来られました」と、五代目と2022年に死去した六代目三遊亭円楽さんに感謝した。

 五代目、六代目とも国民的スターだったこともあり、「それ(名跡)を身の丈に合うようにするためには自分の頑張り。好楽が『笑点』に出ている間にあたしがこの会を引っぱっていくのと、対外的もやっていきたいなといろいろと画策はしております」と意気込む。

 11月の両国寄席(1~15日)では、五代目のおはこのネタを弟子がトリでかぶりなく披露する趣向。七代目は「人間力にどれだけ僕らが近づけるか、どうこなしていくか。五代目円楽一門会って、違う形で生きているんだっていう姿を見せたい」と抱負を述べた。

 また、2028年は六代目三遊亭圓生の五十回忌、六代目円楽さんの七回忌で「大々的にやろうと思っています。風化させたくないので。どんどん受け継いでいってやっていきたい。一門どんどん大きくしたい」と力を込めた。

 好楽は「いまだに『笑点』の楽屋でプロデューサー、古株の(三遊亭)小遊三とあたしが、思い出話が出る。すごい存在の方だったなって改めて思いましたね」としみじみ。「一生懸命この一門を守るのはおまえだよっていつも言ってる。法要をきっかけに大きくなってもらいたい」と七代目にゲキを飛ばした。

 好楽は七代目について「一回りちょっと大きくはなっている」と評価し「圓朝から圓生、ずっと三遊亭が守ってきたものをわれわれがどう生かすかは、この人にかかっていますから」と激励。

 「一番肝心なのはお金をいっぱい使うことなんですよ。あたしは何にもないからね、もうスッテンテンになるまで使っちゃうんですよ。それでないといけないんですよ。なくていい商売でもって生きてこられたんだから、だったらもっと楽しく生きて行きましょう」「おまえね、全財産を使いなさい」と、生きた金の使い方をするよう、昭和の芸人らしい豪快なアドバイスを送っていた。

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