WBC韓国代表 マイアミの惨劇で散る ドミニカに大量10失点で7回コールド負け 柳監督は危機感「投手を育成しないといけない」
「WBC・準々決勝、ドミニカ共和国代表10-0韓国代表」(13日、マイアミ)
韓国代表が序盤でドミニカ共和国代表の猛攻を止められずコールド負けで大敗。第2回大会以来となる4強進出はならず、ナインは呆然と立ち尽くした。
初回こそスコアボードにゼロをともした韓国代表。だが二回、先頭・ゲレーロへの四球から流れが変わった。1死後、カミネロが放った左翼線二塁打で主砲が一気にホームへ。ド迫力のヘッドスライディングで先制点を奪われると、球場のムードが一変した。
以降もドミニカ打線を封じきることができず、タティスに右前適時打を許すなど3点の先行を許した。続く三回には先頭のソトが安打で出塁し、ゲレーロの右中間を破る二塁打でソトが一気にホームへ。捕手がタッチしたように見えたが、球審の判定はセーフ。柳監督はチャレンジを行使したが、判定は覆らず、序盤の三回で権利を喪失する痛恨事態となった。
先発のリュ・ヒョンジンは二回途中3失点KO。2番手のノ・ギョンウンも1/3を2失点。3番手のパク・ヨンヒョンも1/3で降板させるなど序盤からマシンガン継投になったが、4番手のクァク・ビンは満塁とピンチを広げタティス、マルテに押し出し四球を与えた。
ここで韓国ベンチは5番手のダニングを投入。ソトに痛烈な打球を浴びながらも右翼手がスライディングキャッチを見せてピンチを脱した。四回は6番手のコ・ヨンピョが登板し、三者凡退に抑えた。五回もチョ・ビョンヒョンが2イニング連続の三者凡退に抑え、ゲームを落ち着かせた。
反撃したかった韓国打線だが、ドミニカの難敵左腕・サンチェスの前に5回まで2安打のみ。8奪三振を喫するなど苦しいゲーム展開になった。七回には相手の失策から先頭打者を出塁させるも、東京プールで勝負強さを発揮してきたムン・ボギョンが痛恨の二ゴロ併殺打に倒れた。
ドミニカはゲレーロを終盤にベンチに下げるなど、中盤以降、続々と先発メンバーをベンチに下げる形に。最後はコールド負けとなる3ランを被弾。実力差を見せつけられるマイアミの惨劇となった。
試合後、柳監督は「「ドミニカは強かった」と率直な意見を吐露。「チームがどれだけパワフルかと実感できた」と語り、「韓国で投手を育成しないといけない」と危機感を口にした。
