高見知佳さん 死去 60歳、がん バラドルの元祖的存在「くちびるヌード」ヒット

 高見知佳さん=2001年撮影
 参院選愛媛選挙区で落選が決まり、支援者らにあいさつする高見知佳さん=7月
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 マルチタレントとしてバラエティー番組などで活躍した高見知佳(たかみ・ちか、本名高橋房代=たかはし・ふさよ)さんが21日午後0時50分、がんのため愛媛県新居浜市の病院で死去したことが同日、分かった。60歳。同市出身。通夜は23日午後7時から、葬儀・告別式は24日午前10時半から新居浜市坂井町3の5の30、ベルモニー会館坂井で。喪主は長男望亜(のあ)氏。

 関係者によると、高見さんは今年11月ごろに子宮がんが発覚。その後、肺に転移し、闘病していたという。

 高見さんは2018年に新居浜に帰郷し、ラジオ番組に出演していた。今年7月の参院選に立憲民主党の推薦を得て、無所属で愛媛選挙区から立候補したが落選。シングルマザーや母親介護の経験を背景に、高校卒業までの教育費完全無償化や介護サービス利用時の自己負担軽減を公約に掲げたが、自民党現職に敗れた。「女性の政治参加の架け橋になれた。もう少し時間があれば」と、悔しそうに振り返っていた。

 1962年7月9日生まれ。78年、シングル「シンデレラ」でアイドル歌手としてデビューした。

 バラドルの元祖的な存在で、82年にはレギュラー8本の売れっ子に成長。藤村俊二さんとのからみで「カッフン!」のセリフが受けた「TVグラフィティ」(82年)、青島幸男さんとコンビを組んだ情報番組「追跡」(88年)、堀尾正明アナウンサーと司会を務めたNHK「スタジオパークからこんにちは」(95年)などで人気を博した。

 歌手としては、資生堂フェアネスのCMソング「くちびるヌード」(84年)が約10万枚を売り上げ、オリコン週間シングルランキング16位とヒット。意味深なフランス語の歌詞が問題視され、NHKの放送リストから外される騒動も起きた。

 女優としても活躍し、映画デビュー作「蒲田行進曲」(82年)では、松坂慶子から風間杜夫を奪う現代っ子役を好演。水着姿も披露し、内ももに風間のサインをもらう大胆なシーンにも挑んだ。テレビドラマでは杉良太郎主演の時代劇「右門捕物帖」(82年)、天知茂さん主演の「江戸川乱歩シリーズ」(83年)、芦屋雁之助さん主演の「裸の大将放浪記」(82年)などにレギュラー出演した。

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