辻萬長さん息子が「鎌倉殿」の追悼に感謝 幻の祐親「見ることは無理と思っていた」

 辻萬長さん
 辻敦尊のツイッター@AtsutakaTujiより
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 ミュージシャンの辻敦尊(あつたか)が9日、自身のツイッターを更新し、この日、NHKで放送された「『鎌倉殿の13人』応援感謝!ウラ話トークSP~そしてクライマックスへ~」で父・辻萬長(かずなが)さんを追悼してくれたことに感謝した。

 この日は「鎌倉殿の13人」本編の放送を休んで、出演者らが登場してのトークが放送された。トークの間には物語から“退場”したさまざまなキャラクターを振り返るVTR「In Memoriam~在りし日を偲んで~」が流された。千鶴丸(太田恵晴)に始まり上総広常(佐藤浩市)、源義経(菅田将暉)ら個性的なキャラクターがズラリ。浅野和之が演じる伊東祐親の姿もあった。

 VTRのラストには萬長さんの映像も。ほかのキャラクターはテロップのない映像だけだったが「辻萬長(1944-2021)」と表示された。さらに「伊東祐親役を病気のため降板後 去年8月 逝去されました」とのテロップが表示され「悪いことは言わん。1日も早く頼朝とは縁を切れ」と迫力十分の表情で語りかけるせりふ部分も流された。浅野が撮り直した部分で、本来なら表に出ることはない場面だった。

 萬長さんは2021年8月18日に腎盂(じんう)がんのため77歳で亡くなった。同年7月に治療に専念するため、「鎌倉殿の13人」を降板することを発表していた。

 敦尊はツイッターで「見ることは絶対に無理だと思っていた父 辻萬長が演じる伊東祐親の姿を今夜見れて嬉しかった」と幻の場面が放送されたことを正直に喜んだ。さらに「そして、たくさんの方がまた父の事を思い出しツイートしてくださっているその気持ちも嬉しかった。ありがとうございます。」と視聴者にも感謝を伝えた。

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