「鎌倉殿」漆黒服の執権義時を猛批判 平六にハシゴ外された御家人は誰? 消されないか心配

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は2日に第38回「時を継ぐ者」が放送された。執権北条時政(坂東彌十郎)が権力奪還のため強引な鎌倉殿交代を企てる謀反。命は救われたが故郷伊豆に流罪となり、息子北条義時(小栗旬)と今生の別れで涙を流した。

 最終盤に覚悟を決めた義時が二代執権の座に就き、着物は漆黒に変わった。義時の着物は純朴な青年時代は若草色、権力闘争に入ってからは深緑と変化してきた。

 義時は居並ぶ御家人たちに、「これより、この北条の義時が執権時政に代わり、鎌倉の政をとりしきる」と宣告した。

 しかし、これに御家人の1人が立ち上がり、「待ってくれ!そのために時政殿を追放したのか!」と抗議した。

 三浦義村(山本耕史)が「お前は己の欲のために、父親を執権の座から追い落としたのか!」と続き、義時が「そうではない、時政に成り代わり、私はこの鎌倉を守る。それができるのは私しかいない!」と反論した。

 立ち上がっていた御家人が、「なにが!」と追及しようとしたが、義村が「確かにその通りだ!」とまさかの相づちで、「北条義時のほかに御家人たちの筆頭になれる御家人を俺は知らない!」と茶番劇で、反論を封殺した。

 ネット上は「茶番(笑)」「平六と小四郎の小芝居」「議を唱えるふりをして 圧倒的支援に回る平六」と反応。異議を唱えた御家人は、長沼宗政(清水伸)で、「茶番劇に阻まれて何も言わせてもらえない長沼宗政」「宗政の抗議は熱いが」「梯子を外された長沼宗政」とのツッコミも。

 長沼宗政の今後が心配になる場面だったが、義時と対峙したり粛清されたような記録はなく、ドラマの公式には「下野の有力豪族である小山政光の息子で、結城朝光の兄。気性が荒く、しばしば暴言を吐く」と紹介されている。

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