矢沢永吉 国立2日目にB’zがシークレット出演 観客6万人どよめく

 B’zと初共演する矢沢永吉(中央)=撮影・HIRO KIMURA
 盛り上がるライブ会場(撮影・HIRO KIMURA)
 熱唱する矢沢永吉(撮影・HIRO KIMURA)
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 ロック歌手の矢沢永吉(72)が28日、東京・国立競技場で、3都市4公演を回るデビュー50周年記念ツアー「MY WAY」の2日目公演を行った。初日は歌手のMISIA(44)がゲストで駆けつけたが、2日目はロックユニットのB’zが出演。日本ロック界の二大巨頭による初共演が国立で実現した。

 初日ゲストは発表されていたが、2日目はゲストの存在さえ告知されず。中盤で「黒く塗りつぶせ」の歌唱中に矢沢が「(観客に)『2日目誰もいないわけ?金を払っているのに』と言われた。2日目誰もいないのマズいよな。ゲストが駆けつけてくれています。B’z~!」とシークレットゲストを呼び込むと、ビッグネームに観客6万人のどよめきが場内を駆け巡った。

 ギターの松本孝弘(61)が奏でるロックな音色を背に、ボーカルの稲葉浩志(57)と向き合って歌声を響かせて「たまらないね~!俺幸せ」と恍惚(こうこつ)の表情。「これだけのメンツが集まったんだからもう一曲!」と提案し、ロックバンド「CAROL」の名曲「ファンキー・モンキー・ベイビー」を歌唱。稲葉から「50周年おめでとうございます!」と祝福された。

 この日は気温22度と心地よい夜風が国立を吹き抜けた。秋を感じるステージで「音楽以外にもできることあるんじゃないかといろいろトライしたけど、一つあればいい。こんな感謝はない」と歌との出会いに感謝。ファンの期待に応えるかのように「YES MY LOVE」「トラベリン・バス」など全21曲を熱唱し、ロック魂を国立に提示した。

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