玉川徹氏「全数把握は続けるべき」「知事の人たちはとにかくやめてしまえと」政府案を支持

 テレビ朝日局員の玉川徹氏が5日、「羽鳥慎一 モーニングショー」に出演。新型コロナウイルスの感染者の全数把握を見直す案が出ていることに「続けるべき」と主張した。

 医療機関は、コロナ患者の診察後に「ハーシス」など複数の把握システムに入力作業を強いられ、その結果、全数把握ができるものの「入力だけで1時間以上かかる」と効率の悪さも問題視されてきた。

 政府はこれに対して、ハーシスの入力を50項目から7項目に絞ることで、負担の軽減化することを決定。一方で、全数把握は維持。これに対して、全国の都道府県知事からは全数把握自体を見直す声が上がっている。

 これに対して玉川氏は「僕は全数把握は続けるべき。知事の人たちは『とにかくやめてしまえ』という話になっている。政府は7項目に削減した。今回は政府は正しい決定をした」と政府案を支持。その理由として「全数把握は意味がある。前と比較ができる。どういう風に波がでてるか、感染の規模がわかる」と話した。

 さらに「日本は行動抑制を法的にはできない。お願いベースで自主性に任されている。それでも各波がピークアウトして、下がっていったのは、これだけ感染が多くなってきたから自分の行動を考えましょうというふうなことで行動抑制が起きた結果」とコメントした。

 さらに「数が分からなくなったら目安がなくなって、抑えがきかなくなる。全数把握ができていたかは、無症状の感染者もいるからできていないが、一定の基準でやってきたから増えたか減ったかは追えてきた。医療機関の方が負担がかかっているなら、本当に必要な項目で、7項目というのは正しい」と珍しく政府の方針に同調した。

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