闘病中の宮川花子 4年ぶり講演会 同じ多発性骨髄腫から復帰の佐野史郎にエール

 出版記念講演会を行った宮川大助・花子
 講演会を行った宮川花子
 軽快なトークを繰り広げる宮川大助・花子
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 夫婦漫才師の宮川大助・花子の花子が24日、奈良県生駒市・たけまるホールで夫婦共著の闘病記「あわてず、あせらず、あきらめず」の出版記念で、約4年ぶりとなる講演会を行った。

 血液がんの一種、多発性骨髄腫のため、2019年から闘病している花子。闘病中は大助と2人でのトークショーはあったが、1人での講演会はこれが初めて。車いすのまま約350人を前に、30分の予定が10分延長、さらに大助とのトークショーも予定時間をオーバーし、計約1時間マシンガントークがさく裂。満足そうに口元を指さし「ここは問題ありません」と胸を張った。

 一方で、現在も1カ月のうち1週間、抗がん治療を行っており「今回も終わったばかりだから、顔がむくんでる」と語り、体調にもまだ波があることを明かした。大助も「何日も前からテンションが高くて、無事終われらことが一番の幸せ」と胸をなで下ろした。

 それだけに「佐野史郎さんも同じ多発性骨髄腫ですが、自家移植してドラマに復帰された。頑張ってほしい」と花子。造血幹細胞移植をし、俳優業を再開させた佐野にエールを送った。

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