ブル中野 肝硬変で入院していた「血止まらず、髪の毛抜け、咳出ただけで排泄物」 夫にも隠し

 ブル中野=2018年撮影
 ブル中野のインスタグラム@bull_nakanoより
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 悪役レスラーとして一世を風靡した元プロレスラー・ブル中野(53)が16日にYouTubeチャンネル「BULLCHANNEL」に動画を新規投稿し、アルコール性肝硬変で入院していたことを明かした。退院して1年3カ月近く経つという。壮絶な病との闘いを赤裸々に告白した。

 現役時代から「何十年」と毎日酒を飲み続けてきたブル。「甲類とかJINROとか安い焼酎系」を「毎日だいたい750ミリリットルのを3本飲んでました」と酒豪ぶりは有名だった。

 バーも開いたほどで、「実はお店をやってる時、肝臓がおかしくなってきて、体を壊してやめた」と19年3月の閉店も、肝臓の病気が原因だったことを打ち明けた。

 「腹水がたまり、お腹がものすごくふくれた」状態だったが、夫にはひた隠し。「肌もカサカサでめくれるほど、髪の毛も抜けて、咳出ただけで排泄物が出てしまう」ほどまで体調は悪化し、長時間の収録になるテレビなどの仕事は「おしめをした時期もあった」。

 そのうち、咳が止まらなくなり、寝たきりに。夫は毎日「病院に行こう」と勧めたが、「一度入院すればもう(病院を)出られない」と思い、拒否。「朝からお酒を飲むだけの生活になってしまって、そのつらさを忘れるために飲む、という生活だった」と壮絶な日々を振り返った。

 数年前には肥満解消の外科手術として胃のスリーブ手術を受け、胃の90%を切除し、「胃には100ccしか入らない状態だった」というブル。「食べれないので、手っ取り早くカロリーになる、元気になるのがお酒になってしまって。食べるのが苦痛だったからお酒を飲むのが習慣になってしまった」。入院前には「いくら飲んでも酔わなくなって、いつのまにか寝てる」状態が続いていたという。

 ある日、着替え中の体を見た夫が「どうしたんだ!」と驚き、腹水だと打ち明けると、「このままだったら死ぬぞ!」。翌日、病院に行き、入院した。

 入院後、体のすみずみまで検査。まず大腸に悪いところが見つかり手術。「肝臓をやられると血が止まらなくなる。足を切った時に半日血が止まらなかった」といい、「大腸手術ではずっと輸血をしてもらっていた」とも明かした。

 2カ月近く入院し、「1年3カ月ぐらい」前に退院。現在は「一切アルコールは飲まない生活」。今月に入り、プロレスラーの大先輩、マッハ文朱との対談の際の写真をインスタグラムに投稿し、元気な笑顔を見せている。

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