解散発表「きんめ鯛」の真輝志「R-1に全集中。優勝したい」芸人継続、相方は引退
1月いっぱいでの解散を発表したお笑いコンビ・きんめ鯛の真輝志(27)が17日、大阪市内で行われた「R-1グランプリ2022」2回戦に出場。フリップネタで笑いをとり、準々決勝進出を決めた。
昨年は準決勝に進出し、復活ステージ(敗者復活戦)2位で惜敗。「めちゃくちゃ悔しくて、来年は優勝を狙うと決めた」と力を込めた。もともと1人ネタは好きで、R-1への熱はピン芸人からも「本気やな」と一目置かれるほど。昨年のR-1敗退時に思いついた1人でのライブも昨年12月に決行。今大会に満を持して挑んでいる。
「解散することを後悔していない」。2016年結成のきんめ鯛は、20年の「NHK上方漫才コンテスト」で準優勝するなど期待されていた。残念がる周囲の声には申し訳なさそうにしながら、「(解散の)話し合いは去年の段階からしていて、ハッキリ決まったのは年末」とした。
引退する相方・加藤だう(29)には「やめるからには幸せになって欲しい」とエールを送った。芸人を続ける真輝志は相方を探すか、1人で活動するかは未定。「今はR-1に全集中したい。芸人になったときからM-1とR-1は絶対に優勝したい大会だったんで」と全力をぶつける思いを明かした。