お笑いコンビ・ニューヨークの屋敷裕政が２１日放送のＴＢＳ「水曜日のダウンタウン」に出演。「芸人が今までで一番スゴいと思ったコメント調査」の企画で、２０１９年吉本興業が闇営業問題に揺れた際の、しずる・池田一真のテレビインタビューを挙げた。

　番組では当時、加藤の乱などで揺れる吉本本社前で、池田がフジテレビ「直撃ＬＩＶＥ　グッディ！」の直撃取材を受けた際の映像が流れた。「今回の件について」と聞かれると、池田は丁寧に取材に応じて話そうとするも、路上でまばたきし、動揺した様子で、無言でうつむき、パニックで呆然としたような表情でひたすら「………」が続いた。

　千原ジュニアが「なかなかの尺やな」と笑い、屋敷は「何回見ても、めっちゃおもろい。（当時）芸人は何を言ったらいいんやろなと思ってたんで、ああいう取材から逃げるとか、なるべく答えへんようにするしかなかったんで、池田さんのあれは、めちゃくちゃおもろいのは芸人にはすぐ伝わる」と解説。

　事実、一般には「ショックで言葉が出ない」ように映り、衝撃しーんとして話題にもなったが、屋敷は「ふざけたらカットされるけど、カットされへんけど、分かる人にはめちゃくちゃおもろいと分かる、大正解。なんか言いそう、が大事なんですよね」と説明。

　芸人の間では楽屋で話題沸騰だったという。池田から直接聞いた話では、現場での取材は「１５分くらいやって、（取材陣が）帰ったらしいです」と明かし、その後に芸人らしいおもしろ対応も出始めたという。