お笑いユニット「ザ・プラン９」が２４日、大阪のＡＢＣホールで、「１９周年記念ライブはさておき、コント座～其の参～　ザ・プラン９　２０周年記念ライブ」を開催した。

　２００１年４月の結成から２０周年を迎え、大阪、東京で記念ライブを計画。スタート初日の公演となったが、政府は東京、大阪・京都、兵庫の４都府県に、２５日から緊急事態宣言を発令しただけに、浅越は「本当にたまたま、日にち的にできたんですけどね。ヒヤヒヤしながら練習をしていました」と複雑な胸中を明かした。

　この日は昼と夜の２部公演。時短要請で２０時までの開演に限られ、昼の部に比べて夜の部が短くなったが、リーダーのお～い！久馬は「テンポ良くやったら、めちゃくちゃ見やすかったですね。普段、どれだけ無駄なことをやってるか…」と自虐で“時短効果”を口にして笑わせた。

　コロナ禍で今後の公演も先行きが見えない。今公演も来月３日の東京・シアターサンモール公演の中止が決定した。そんな状況に、お～い！久馬は「中止やからね、まだ。これが“大止”になったら…」とボケと、浅越とヤナギブソンが、すかさず「大、中、小じゃない！！」とツッコミ、大きな笑いを呼んだ。

　同ユニットには昨年１０月に爆ノ介、コヴァンサン、きょうくん３人が新加入。６人体制では初の単独ライブとなり、３人は「これがこれが元々いらっしゃるメンバーの空気なんですねと」と感心。お～い！久馬が「漢字を使うボケがすきやからね。その辺、覚えておいてや」と“注文”も忘れなかった。

　新体制での初ライブを終え、今後の抱負を求められたお～い！久馬は「１年目ってことで、第８世代の扱いに…」とボケるなど、最後まで笑わせながら会場を後にした。