公明党の銀座クラブ議員 遠山清彦氏は議員辞職…次期衆院選の不出馬へ

 新型コロナウイルス緊急事態宣言中に銀座のクラブを訪れたことを週刊誌に報じられた公明党の遠山清彦衆院議員(51)=比例九州=は、議員辞職願を提出した。党執行部は、遠山氏を公認していた次期衆院選神奈川6区への候補者擁立を見送る方向で検討に入った。

 遠山氏は1日の衆院本会議で辞職が認められる見通し。自身の資金管理団体がキャバクラなどに「飲食代」として計約11万円を支出したことも判明しており、責任を取る。国会内で1日「私の不適切な行動と、資金管理団体の不祥事で政治への信頼を深く傷つけてしまった」と記者団に述べ、謝罪。次期衆院選への不出馬を表明した。

 山口那津男代表は「国民に強い政治不信を持たれ、深くおわびする。信頼回復のため党一丸となって取り組む」と国会内で記者団に語った。

 遠山氏を巡っては、先月22日深夜に銀座のクラブで会食したと週刊誌で報じられた。キャバクラ支出が判明した29日には幹事長代理を辞任した。

 遠山氏は参院当選2回、衆院当選4回。財務副大臣などを歴任した。2017年の前回衆院選で党公認が唯一敗れた神奈川6区への転出が決まり、昨年公認されていた。

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