昭和歌謡芸人ベルサイユ、R-1準々決勝へ 出場規定変更でラスト2回「優勝したい」

「R-1グランプリ2021」大阪2回戦に出場したベルサイユ=大阪市内
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 女性芸人のベルサイユ(34)が17日、大阪市内で行われた、若手ひとり話芸ナンバーワン決定戦「R-1グランプリ2021」大阪2回戦に出場。準決勝経験者としてシードされたベルサイユは、ネタを八代亜紀の「おんな港町」にあわせて締めて笑わせ、準々決勝進出を決めた。

 2016年からピンで活動しているが、出場規定が芸歴10年目までと変更されたR-1は突然、来年までとなった。「『そんなんやめてよ』って。人って10年で面白くなれないこともある。年を取れば取るほど一般の方に受け入れてもらいやすくなったりする」とショックを受けた。

 一方で、おいでやす小田、三浦マイルドらベテランの決勝常連組が去ったことについては「そっか!って昨日(16日)知って、前向きになれた」とも話し、「売れてないんで、R-1で決勝に行って初めて見てもらえる。もちろん、優勝したい」と気合を込めた。

 ネタに楽曲を使う八代とは面識がなく、「(自分の)YouTubeとか見てもらえたら」と接触&対面の機会をうかがっている。歌謡曲はどん欲に情報を収集。昨年の紅白歌合戦もチェックしたが、周囲からも「水森かおりがこんなんしてたで」などと、画像が送られて来たという。その紅白でのネタ披露が夢。けん玉も得意で、三山ひろし歌唱時恒例の“ギネス挑戦”への参加も狙っているという。

 今回のR-1は、実績からファイナリスト候補の1人。“ラスト2回”となった異色の昭和歌謡芸人が一気のブレークを目指す。

 なお、この日はエルフ荒川、辻クラシック、ニッポンの社長ケツら計18人が準々決勝に進出した。

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