菅義偉首相と東京都の小池百合子知事が23日、首相官邸で新内閣発足後初めて会談した。新型コロナ対策や東京五輪・パラリンピック開催に向けた連携方針を確認し、小池氏の提案で「グータッチ」で写真に納まった。小池氏は会談後の取材に「意見の一致」を繰り返し、不仲説からの「雪解け」をアピールした。会談は自民党の二階俊博幹事長の助力を得て実現した。
菅氏は7月に都内での新型コロナの感染者急増を「圧倒的に東京問題」と批判。小池氏は「Go To トラベル」を「冷房と暖房の両方をかけるようなものだ」と皮肉を返し、関係が不安視されていた。