古市氏 服装非難の紅蘭に同情「日本のお母さん、人権が制限されてる」

 社会学者の古市憲寿氏が24日、フジテレビ系「とくダネ!」で、モデルの紅蘭のインスタグラムに「母親らしい格好をしろ」という苦情が寄せられていることに「なんとからしい、なんとからしさというのは呪いだなと思う」と紅蘭に同情した。

 番組では、紅蘭のインスタグラムに「母親らしい格好をしろ」との苦情が届いたことを議論。紅蘭はインスタグラムで長女との2ショットなどを頻繁に投稿しているが、胸元が大きく開いた服装や、露出が多い服を着ていることが多い。紅蘭は番組の取材に改めて「子育てがちゃんとできているかは、SNSや服装からは判断できないものだと考えています」と反論した。

 これに古市氏は「日本のお母さんって、とにかく周りがいろんなことを言う。人権が制限されていると言ってもいい」と同情し「働いているだけで子供がかわいそうとか。本来、どんな服を着ようが、どんな髪型をしようが、完全に個人の自由。それを他人がとやかく言う問題じゃないのかなと思う」と、母親だから…という縛りやくくりは不必要だと訴えた。

 更に「なんとからしい、なんとからしさっていうのは呪いだなと思う」と、母親らしさ、父親らしさ、男らしさ、女らしさなどといった“らしさ”に疑問も提示。作家の下重暁子氏も「日本人の同調意識。同じ事やってると安心するという…。本当に困ったことだと思う」と古市氏の意見に賛同していた。

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