人気歌手 バンクシー作品の落札に名乗り?関係者「記録的値段がつくことでしょう」

 ロビー・ウィリアムス(46)がバンクシーの作品を共同購入するようだ。クロード・モネの1899年の絵画「睡蓮」のパロディとなる「ショウ・ミー・ザ・モネ」は三角コーンとショッピングカートが放置された池の風景が印象的な作品で、来月にサザビーズから出品予定となっており、その落札に向けロビーが名乗りを挙げているという。

 関係者がザ・サンにこう話す。「アートが安全な投資であることをロビーは知っています。愛好家の間ではかなり名前を知られているんです。バンクシーの中でも記録的値段がつくことでしょう」

 そんなロビーはバンクシーの作品を既に所有しており、現代アートのコレクターとしても有名だ。ちなみに、今までのバンクシー作品の最高額は議員が全員サルのイギリス議会の模様を描いた「ディヴォルヴド・パーラメント』で昨年、950万ポンド(約13億円)を記録していた。

 バンクシーは2000年代初頭に、その政治的メッセージを伴ったストリートアートで英ブリストルのアンダーグラウンドシーンで頭角を現し、その作品は世界中の壁や橋、道など公共物に描かれている。この違法な落書きという特色ゆえ、バンクシーは依然覆面を被ったままで正体についての噂が絶えない。

 以前にはバンクシーの本名はロビン・ガニンガムで、ロビンの仲間やブリストル・カテドラル・スクールの同級生らがその噂を真実と認めていた。また、2016年の研究ではバンクシーの作品が現れた位置とロビンの行動が一致しているとの見方も発表されていた。

 ほかにも、マッシヴ・アタックの創設メンバー、ロバート・デル・ナジャやゴリラズのジェイミー・ヒューレットだとの噂もある。

 一方、映画監督のルイ・セローは2001年にサッカー観戦の席でバンクシーに出くわしたとしてこう回想していた。「ボックス席にいた中の1人が若手アーティストだった。少しおどおどしていて、あまり社交的ではなかった」「私が『仕事は何しているんだい?』って聞いたら、彼は『ストリートアーティストだ』って答えた。作品が載った小さな冊子をくれて、その中身はかなり良かったよ。気まずい会話を少ししてから、名前を聞いたら『バンクシー』って言ったんだ」(BANG Media International/デイリースポーツ)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

海外スターバックナンバー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス