宮藤官九郎 入院初日に「今夜がヤマ」とアビガン投与、急激に回復…昼と夜に各9錠

 新型コロナウイルス感染を3月31日に公表し、今月7日に退院した俳優、脚本家の宮藤官九郎が27日、レギュラー出演しているTBSラジオ「ACTION」に電話で出演。入院当日に「今夜がヤマだ」と宣告されたが、アビガンを投与されて急激に回復したことを明かした。

 詳細にコロナとの闘病を振り返った宮藤。入院当日にはかなり症状が悪化しており、「今夜がヤマだ」と言われ、酸素を吸入され、人工呼吸器も用意された。同時に、治療薬の有力候補として注目を集める国産の新型インフルエンザ薬「アビガン」を投与され、「点滴しながら昼に9錠、夜に9錠飲んだ」と明かした。

 入院初日のアビガン服用で、次の日には、熱は下がってはいなかったものの「本当に症状が軽くなって、ご飯も昼くらいから食べられるように」まで回復。3日目には熱も下がった。「最初の判断が早かったんだと思います」と医師に感謝した。

 入院して4日目くらいまで、酸素を鼻から吸入。退院の直前までは「ちょっと動くとすぐ息が切れるんですよね。肺自体がちゃんと動いているのかという不安になるくらい」で、トイレに行くだけでも息が苦しかったという。

 感染確認前の3月30日の時点では「腎盂(じんう)炎」と診断されており、抗生剤や点滴を打って一度は熱が下がったが、「夜、眠れなくて、寒いのと体がけいれんするみたいなのが朝まで続いて、『怖いな』って思って起きて熱計ったら39度あった」。保健所を紹介してもらい、PCR検査に至ったことを振り返った。

 医師からは「腎盂(じんう)炎で体の免疫力が下がっているときに(新型コロナを)発症しちゃったんじゃないか」と言われたという。

 大型連休にも突入しているが、「自分は大丈夫だろうと過信しないでください。今はとにかく出かけないでください」と外出自粛を強く呼びかけていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス