クドカン「アビガン」投与された 新型コロナ感染後初 肉声で経過や心境を語る

 新型コロナウイルスに感染し、療養していた俳優、脚本家の宮藤官九郎(49)が20日、レギュラー出演しているTBSラジオ「ACTION」に電話で出演。感染後初めて肉声で経過や心境を説明した。治療薬候補として注目を集める「アビガン」を投与されたことなど語った。

 3月31日に感染を公表し、今月7日に退院してからこの日まで、自宅での経過観察を続けていた。「僕の不注意でした。申し訳ありませんでした」と謝罪した宮藤は「大変な病気でしたね」と述懐。最初の自覚症状は「風邪とも腸炎とも違った」といい、背中が痛く、「熱が上がったり下がったり」を繰り返す症状と明かした。

 診療した医師から、外出自粛の重要性を発信してくれと託されたことも告白。「宮藤さんみたいに発言の場がある人に言ってほしいのは、とにかく『家から出るな』と。感染者がこれ以上増えなければ、必ず撲滅できるはずなので。それだけは強く言いたい」と、医師の言葉を紹介した。

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