坂上忍、豊田真由子氏に「だったらどうすればいいの?」保育園3密問題で意見

 俳優の坂上忍が9日、フジテレビ系「バイキング」で、保育園への休園要請について、元衆院議員の豊田真由子氏の意見に猛反論する一幕があった。

 番組では緊急事態宣言が出された後も一部で開園を余儀なくされている保育園について議論。都内23区でも原則開園、原則休園、規模縮小など対応が分かれていることを取り上げた。

 医療者や保育・介護、ライフライン関係者などは仕事を休めないことから、子どもを預ける必要がある。だが、保育所自体が“3密”状態であることから公衆衛生学の専門家でもある豊田氏も、「そういう方のお子さんは預かりますと、きちっと示してあげないと現場は神経をすり減らしている状態」とコメント。

 リモートワーク出演の薬丸裕英は保育現場について「ベストなことが分からない」と聞くと、豊田氏は「感染防止策をできる限り取りながら、でもうつした、うつさないと責められない形でなんとか預かる…」とコメントした。

 坂上は保育士にも「医療従事者の方と同じ、それこそ防護服とか…」と意見するも豊田氏はすぐに「子どもが泣いちゃうから、なごまないから」と防護服保育を否定。すると坂上は「だったらどうすればいいの?」と聞いた。

 豊田氏はすぐにコメントできなかったことから、坂上は「ってことになっちゃうじゃない。優先順位があるわけで、豊田さんおっしゃってることは答え出てない」とぴしゃり。

 豊田氏は「現場のお仕事をお手伝いしているが、閉める訳にはいかないので、(現場は)一生懸命やってます」と現場の状況を訴えたが、坂上は「保育士さん、感染覚悟で3密の中でやらざるを得ないので、お願いしますってことですか?」と再度問いただした。

 豊田氏は「どれをじゃあ選択、選ぶとしたら…。だって閉めたら困りますよね」と開園を選ばざるを得ないとコメント。坂上は「保育士さんの命を守るのであれば、防護服とか着ないとあやせない、でもなごまない。じゃあどうすればいいの?って…」と厳しい口調で質問。

 豊田氏は「保育士さんはある意味、命をかけてやってます、強制とかではなく…」というのが精一杯。坂上は「それはちょっと危険な…」と首を傾げていた。

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