霜降り明星・粗品 夢の「第九」で朗読披露 過去に小栗旬も

 朗読ゲストに抜てきされた霜降り明星・粗品=東京・株式会社音響ハウス
 朗読ゲストに抜てきされた霜降り明星・粗品=東京・株式会社音響ハウス
2枚

 お笑いコンビ・霜降り明星の粗品(26)が14日、12月1日に開催される「サントリー1万人の第九」(同21日放送)の朗読ゲストに抜てきされ、都内で取材会を行った。

 1983年に始まった同イベントは、ベートーヴェンの「交響曲第九番」を、応募で集まった1万人が合唱するもの。13年からはゲストによる「詩の朗読」が加わり、これまでに仲間由紀恵(40)や、佐々木蔵之介(51)、有働由美子アナ(50)などが務めてきた。

 東日本大震災が起こった11年の東北での大合唱に感動した粗品。「音楽の力ってすごいなって思って、絶対に一生に1回はこの場にいなあかん」と憧れの舞台だった。今回は、とあるインタビューで出たい番組に「1万人の第九」を挙げたところ、指揮・佐渡裕氏の目にとまり、9月下旬にオファーを受けた。

 17年には小栗旬(36)も立ったステージ。以前から自身の顔を「スプーンに映った小栗旬」と例えていた粗品だが、改めて当時の映像を確認し、「小栗さんぐらいかっこよくできたらなと思いましたけど、えぐすぎて…。魂のこもった朗読でした」と本家に“お手上げ”。お笑い芸人初の抜てきとあって、「芸人らしく、少しふざけて明るくやってみたい」と粗品テイストで挑むことを明かした。

 粗品は「芸人やってなかったら指揮者を目指していた」と言うほどのクラシック好き。今回の挑戦にせいや(27)は、「粗品は『指揮者が好き』ってずっと言っていたので、なにより夢かなって良かったな!って思います」と相方の抜てきを喜んだ。

 また、自慢したい芸人を聞かれると、しばらく考えたのちに「ナダルですかね~」とニヤリ。「あいつも声に自信があると思う。ちゃんとした芸人がやるんだってことを見せたい」と胸を張り、「ナダルがやったら(1万人のうち)6000人は帰ります」と付け加え、いじっていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス