25周年迎えた上方落語家9人が「25周年ウィーク」 繁昌亭で11月4日から

 1994年(平成6)に入門し、落語家生活25周年を迎えた上方落語協会所属の桂吉弥(48)、桂春蝶(44)、桂文鹿(49)、桂米紫(45)、林家菊丸(45)が28日、大阪市内で会見を開き、11月4日から天満天神繁昌亭の昼席で「落語家25周年ウィーク」と題した公演を行うことを発表した。

 桂かい枝(50)、桂三金(48)、桂三若(49)、桂福矢(45)を含めた同期入門の9人が、日替わりで5人ずつ出演。トリと仲トリ(休憩前の出番)も務める。5年前の14年にも「20周年ウィーク」と題して、繁昌亭に総出演。菊丸は「5年がたち、同期が成長してどう変わっているかお楽しみいただきたい」とPRした。

 結束が固い同期だが、米紫は「仲良し会になってはいけない。火花を散らすところを見てほしい」と対抗心を燃やす。春蝶も「このメンバーが同期やったことは幸運。このメンバーでないと、ここまで来てなかった。いつだって圧をかけてくれる」と、切磋琢磨してきたライバルたちを見つめた。

 高座にかける演目を、事前に打ち合わせしないのが暗黙の了解だ。文鹿は「いちばん負けん気を出すのが三若さん。何をやったかで、動きがすごい変わってくる」とネタのせめぎ合いも予告した。吉弥は「ここが始まりやったんやなあ、という1週間にしたい」と、次世代の落語界も見据えた。

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