桂かい枝 令和に開催の落語会で明治の落語披露 ネタ掘り起こし

 上方落語の「第13回繁昌亭大賞」を受賞した桂かい枝(49)と同「奨励賞」を受賞した桂雀太(42)が24日、大阪市内で落語会「受賞記念ウィーク」(天満天神繁昌亭)の制作発表会見を行った。

 かい枝は5月20~26日の昼席、雀太は同27~31日の昼席でそれぞれ記念落語会を行う。令和元年になったばかりの5月の開催で、かい枝は「いま江戸、明治、大正時代の作品を掘り起こして、あらためてネタとして復活させる作業に取り組んでいる。埋もれている明治の落語をもう一度、令和に披露できれば」と“超古典落語”の披露も考えているという。

 会場の天満天神繁昌亭は改修のため6月から休館する。雀太は「休館直前の1週間。繁昌亭へ来たことのない人もぜひ来てほしい」とアピールした。

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