繁昌亭、経年劣化で改装工事 総工費は約4000万円も仁智会長「お客さんのため」

会見した笑福亭仁智=大阪・上方落語協会
会見した笑福亭仁智=大阪・上方落語協会
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 上方落語協会の笑福亭仁智会長(66)が28日、大阪市内で会見し、天満天神繁昌亭が6月に1カ月間休館し、7月にリニューアルオープンすることを発表した。06年9月に開場されたが、昨年12月に場内の提灯が経年劣化で壊れたことに加え、空調設備の入れ替え時期にさしかかったことから決断したという。繁昌亭のロビーの改装も含め、総工費は3000~4000万円にのぼるという。

 7月の再オープンの際は、昼席をすべて指定席にし、時間を短縮した上で当日券を3000円から2000円に改革。昨年、大阪を襲った地震や台風の影響で、1日平均170数人から約10人減少した観客を呼び戻したい考えだ。関係者から総工費を聞いた仁智は「そんなにかかるの。はぁ、そうですか」とため息をつきながら、「お客さんに快適に見ていただくためにやる。昨年の漢字は『災』だったが、災い転じて福としたい」と力を込めた。

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