池田エライザ初監督映画 “無名”若手3人抜てき「夏、至るころ」

池田エライザ監督に抜てきされた(左から)倉悠貴、石内呂依、さいとうなり
 初めて監督を務める池田エライザ
2枚

 モデルで女優の池田エライザ(23)が、初めて監督を務める映画「夏、至るころ」(2020年夏公開)の主要キャストとして、無名の役者3人が抜てきされたことが14日、分かった。

 エライザがワークショップで俳優の倉悠貴(19)と女優のさいとうなり(25)を見い出し、2012人が集まった全国オーディションで新人の石内呂依(18)を発掘。フレッシュな顔ぶれで8月中旬にもクランクインし、福岡県・田川市を舞台に幼なじみの男子高校生2人と不思議な少女の出会いを繊細に描いていく。

 自らの眼力で選んだエライザは「3人が起こす化学反応を一番近くで見ることができることが幸せです」と期待。中でも石内は演技初挑戦となるが「お芝居を初めて見た時、悔しいなあと思いました。彼の今までの人生が創り上げた魅力がたっぷりとあふれ出していたからです。撮りこぼしてしまわぬようにおさめたいと思います」とほれ込んでいる。

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