N国の丸山議員 昨年3月の「受信料を払わなければなりません」発言との矛盾を否定

 「NHKから国民を守る党」(N国党)に入党した丸山穂高衆院議員が30日、ツイッターを更新。昨年3月に「NHK受信料を払わないというのは法令上通りません」などとツイートしていた内容との矛盾を指摘されていることに対して反論した。

 北方領土での戦争発言や卑わいな言葉を連発するなどした酒乱騒ぎで日本維新の会を除名され、糾弾決議が可決されても議員辞職を拒否していた丸山氏。N国・立花孝志代表のラブコールを受諾し、29日に入党を発表した。無所属から“N国の丸山”となり、同日のツイートでも「NHKの既得権をぶっ壊す」と威勢がよかったが、一方で、昨年3月16日に投稿したNHKに関する見解との矛盾がネットやテレビでも批判されている。

 昨年3月、丸山氏は「見ないからNHK受信料を払わないというのは法令上通りません。受信機がある世帯は基本払わなければなりません」と投稿。さらに「他国公共放送や国営放送がネット配信している中で、日本は遅れています、私は推進派です。NHKをもっといい公共放送に。しかし、だからこそNHKの放送法に基づいた報道姿勢は大事です」と訴えていた。

 ところが、一転してN国に入党。丸山氏の“変節”に対し、ツイッターでは「なぜN国と共闘できるのか?」「丸山穂高さんの発言を信じるのはもう難しい」といった批判が相次いだが、同氏は「全く変わってませんね。得意げに批判されている方が滑稽wあっ、でも酒の肴に丁度よいのでは?ww」と、笑いを意味する「w」を使って一笑に付した。

 丸山氏は「その前後投稿で明らかですがNHKの偏向報道を批判した上でのその投稿前段は法の現状指摘、後段は改善を求める内容。だからこその法改正の必要性なので、この批判される方は分かってないなぁと思います」と自身の主張が一貫しており、ブレていないことを主張した。「受信料を払わなければなりません」とつづったのは、あくまで法律上の一般論であるとして、批判も全く意に介さない姿勢を示した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス