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霜降り明星・粗品の2冠を生んだ「ストイックさ」と「余裕」

 ひとり芸No.1を決める「R-1ぐらんぷり 2019」の決勝大会が10日、フジテレビで行われ、昨年12月にコンビでM-1グランプリを制した霜降り明星・粗品(26)が優勝。2542人の頂点に輝き、賞金500万円を手にした。

 晴れの2冠に、粗品は「最高の気分です。M-1とまた違って燃えていたので、しっかり優勝できて良かったです」と満面笑み。2011年、高校時代に出場して準決勝に進出したことで「お笑いが向いてるんちゃうかと思って、始めるきっかけになった」というR-1の優勝に、「光栄ですね」と感無量の様子だった。

 昨年12月のM-1優勝から3カ月あまり、多忙なスケジュールの中でも、R-1への備えは怠っていなかった。「毎月、漫才のネタを6本から10本書いて、ピンネタも毎月1本は書いていた。忙しくさせてはいただきましたけど、仕事の間が1時間半でも空いたら、大阪の小さい劇場を借りて自主的にライブをやっていた」と、ストイックさをフルに発揮して決勝に臨んでいた。

 M-1で優勝したことで、「大舞台を経験して、今日はだいぶ余裕をもってできた。それがノーミスにつながった」という粗品。その余裕は、舞台裏でも発揮されていた。ファイナルのネタ順は、3人中2人目だった。1人目に、事務所の先輩であるセルライトスパ・大須賀健剛(34)がネタを披露している最中、客席の様子を分析。「今日はお客さんがすごく暖かかったので、やる予定だったネタを、いくつかやらないという選択をした」と、出番直前にフリップの順番や中身を変更するという、ハイレベルな駆け引きを展開していた。

 「今回は、フリップ芸の集大成に近い形で2本、やらせてもらいました。高校生の時に思いついたネタも入っていて、それでワーッとなったのは感慨深かったですね」と振り返った粗品。ただ、この日のネタは2本とも同点で、投票した審査員の数で上回っての優勝だけに「確かに、怪しいですもんね、怪しさを残してしまったのは心残りで。リアルに怪しい感じで優勝してしまった」と反省も忘れず。「またいいネタができたら、来年も出たい」と、次回の“完全優勝”にも思いをはせた。

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