俳優の舘ひろし（６８）が１３日放送の日本テレビ系連続ドラマ「家売るオンナの逆襲」（水曜後１０・００）最終回に出演することになり、２日に都内で行われた撮影で主演の女優・北川景子（３２）と初共演した。お互いが「大ファン」と打ち明ける“相思相愛”の２人は、最終話を盛り上げる好演を披露。舘が「美人。素敵な女優さん」と喜びを語れば、北川は「格好良くてあたふたした」と感激に打ち震えていた。

　人気ドラマの最終話に、舘が堂々と花を添えた。北川が演じる主人公・万智が所属する不動産会社の社長役。「出番は２シーンなので、すべてをかけました」と意気込み十分で、主人公の決めゼリフ「私に売れない家はない」も披露した。

　以前からドラマを見て、北川に「素敵な女優さん」と感じていた舘は、「大ファン。うれしい。呼吸は合わせてくれたので、僕は自由にやらせていただきました。楽しかった」とご満悦。好きな理由を「美人でしょ」と即答した。北川も「私も昔から舘さんの大ファン。私、普段全然失敗しないんですけど、緊張して格好良くてあたふたしてしまいました。決めゼリフもマネして下さり、震えました」と大喜びだった。

　３１日に６９歳を迎える舘の大人の色気は増すばかりだ。昨年の主演映画「終わった人」で「第６１回ブルーリボン賞」を受賞。２月の授賞式では、親子役で共演経験のある女優・新垣結衣（３０）とハグを交わし、“愛娘”から「いいにおいがする」と絶賛された。

　今回は自身のアイデアでスーツではなくカーディガンを羽織り、「チョイ悪」社長風の演技を展開。「終わってない人」として、６０代ラストイヤーもあふれ出るダンディズムで魅了する。