AKB一丸 指原にレコ大を!「ババアコンビ」柏木「全力尽くす」

 「第60回日本レコード大賞」(主催・日本作曲家協会)の表彰式が17日、東京・TBSで開かれ、優秀作品賞に輝いた10組、新人賞4組らが出席した。15日に指原莉乃(26)がグループからの卒業を発表したAKB48では、現役最年長の柏木由紀(27)が「さっしーとは秋元(康)先生からは『ババアコンビで頑張れ』と言われていたので…」と盟友へのはなむけと、30日発表の大賞取りへ意欲を燃やした。

 9年連続の優秀作品賞をヒット曲「Teacher Teacher」で受賞したAKBは、表彰式に柏木のほか、新人賞を受賞したSTU48キャプテンも兼任する現エース岡田奈々(21)、次期総監督の向井地美音(20)、エース候補の小栗有以(16)が顔をそろえた。

 マイクを向けられると、最年少の小栗が「私たちがここにいられるのは先輩たちの存在があったからこそ。先輩達の意志を受け継いで、大賞を目指して頑張ります」とキッパリ。乃木坂46、欅坂46、DA PUMPらライバルを横目に、この日唯一の“奪首宣言”を繰り出した。

 「指原卒業」というショッキングな事件を2日前に経験し、ベテランから新世代まで、それぞれに思いを抱える。向井地は「指原さんの卒業は寂しいけれど、新しい世代でどんどん頑張っていきたい」と前を向いた。

 中でも、固い意志をのぞかせたのが柏木だ。「さっしーとは10年以上一緒にやってきました」と切り出すと、「秋元先生から『ババアコンビで頑張れ』と言われていたので、全力を尽くして、いいパフォーマンスを見せたい」と言葉を続けた。

 09~16年まで選抜総選挙に参加し、3位が3回。指原が2年ぶりに頂点に立った15年には、2位と肉薄するなど、ともにグループを盛り上げてきた。盟友の卒業の花道を盛大に飾り、新たな歴史を作るために一丸。11、12年に続く、6年ぶりの戴冠は譲れない。

 「輝く!第60回日本レコード大賞」はTBS系で30日午後5時30分から5時間30分の生放送。

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