シダマツが初戦突破で好発進 素早い展開のラリーで圧倒 ペア最終戦有終の美へ 志田「いい勝ち方ができた」

 「バドミントン・世界選手権」(27日、パリ)

 女子ダブルスは今大会限りでペアを解消する志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)が初戦の2回戦を突破した。シングルス2回戦で女子は19歳の宮崎友花(ACT SAIKYO)が台湾選手に2-1で競り勝ち、山口茜(再春館製薬所)は韓国選手を2-0で破り、ともに3回戦に進んだ。男子は奈良岡功大(NTT東日本)と西本拳太(ジェイテクト)が勝ち上がった。

 志田、松山組は好発進した。実力差がある相手とはいえ、素早い展開のラリーで圧倒し21-9、21-12で完勝。松山は「今シーズンの中でも良かったと思う」と振り返った。昨年のパリ五輪に続くメダルを獲得しての有終の美へ、志田は「いい勝ち方ができた。出し切ろうという気持ちで臨んでいるし、まだまだ試合がしたい」と力強く言った。

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