平野美宇 今後について「新しい気持ちで卓球に取り組みたい」と語る 「必ず次の五輪を目指したいとかいう気持ちを少なくして」【一問一答】
卓球の世界選手権個人戦女子シングルスで、2回戦で敗れた平野美宇(木下グループ)が26日、カタール・ドーハから帰国し、「目標としていたところまでは行けなかったけど全力を出した大会だった。そこは新しい発見もできたし良い大会だった」と話した。
今後については「世界選手権までは五輪でメダルを取った時に枠をいただいたので頑張ろうと決めていた。今回終わって、これから試合は今のところ出るとは思うけど、今までみたいに必ず次の五輪を目指したいとか、この大会で必ず結果を残したいという気持ちが今までは大きかったけど、それを少なくして、新しい気持ちで卓球に取り組みたいなと思っています」と話した。
平野は敗退直後は過呼吸になり、取材に応じられなかった。その後、現地で取材に応じた際に、現役は続けるものの当面は大会出場のペースを落とす意向を示し「これからは自分の心を第一優先にしたい」と語っていた。
この日の平野の一問一答は以下の通り。
-世界選手権を振り返って。
「目標としていたところまでは行けなかったけど全力を出した大会だった。そこは新しい発見もできたし良い大会だった」
-今後については。
「五輪でメダルを取った時に枠をいただいたので、世界選手権までは頑張ろうと決めていた。今回終わって、これから試合は今のところ出るとは思うけど、今までみたいに必ず次の五輪を目指したいとか、この大会で必ず結果を残したいという気持ちが今までは大きかったけど、それを少なくして、新しい気持ちで卓球に取り組みたいなと思っています」
-頻度も減らすのか。
「今までもいける大会はポイントを考えていっていたけど、もう少し絞ったりしたい」
-目安は。
「決めてないです。終わったばっかりなので」
-感じた感情はどんなものか。
「五輪はすごく自分の中でシングルスの2枠に入るのが大きな目標だったので。次も同じようなモチベーションでできるか考えながらこの半年やってきたが、できるところと難しいのと迷っている自分がいた。今回は過呼吸で倒れてしまって救急車に乗った。出発まではしなかったけど、血圧とか脈を測って、自分ではいけると思っていたが、結構、無理していたと実感した。人のアドバイスを受け止めるタイプなんですけど、自分の心に質問しないといけないなと思った」
-新しいこととは。
「まずは環境をもうちょっと変えてみたい。確実には決まっていないけど、今まで五輪に行くために環境を求めていた。体は五輪前と同じように頑張っている状態だったので、変えたくても変えられなかった。毎日行く場所や関わる人を変えていってみるのもありかなと思った」





