日本男子バレー 金星&8強スルリ 五輪王者の仏に惜敗 石川「悔しいしかない」

 「バレーボール男子・世界選手権」(5日、リュブリャナ)

 16チームによる決勝トーナメント1回戦が行われ、日本は東京五輪王者のフランスに2-3で敗れ、16年ぶりの8強入りを逃した。第1セットを奪われた日本は第2セット、西田(ジェイテクト)が強打を効果的に決めて25-21で取り返した。第3セットを失った後の第4セットは石川(ミラノ)が要所で得点を重ねて25-22で奪った。第5セットはジュースの末に16-18で落とした。

 ジュースにもつれた第5セット。15-14とマッチポイントを手にしたのは日本で、調子を上げてきた石川がサーブという絶好機だった。それまでに2本のエースを奪っていたが「ちょっと力んでしまった」。ネットにかける痛恨ミスを犯した。

 16-17までは粘ったが、2時間17分の激戦に力尽きた。石川は「悔しいしかない」と絞り出した。五輪王者を追い詰めながら金星はならず。「そこが金メダリストの力なんだろうな。一つ、二つの差だったと思う」と西田。手応えと、悔しさが交錯した。

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