バレー男子 あと1点で金星逃す 石川祐希「悔しさしかない」五輪金の仏に2-3惜敗

 「バレーボール男子・世界選手権」(5日、リュブリャナ)

 決勝トーナメント1回戦が行われ、世界ランク7位の日本は、東京五輪金メダルのフランスと対戦。フルセットの大接戦となったが、2-3で惜敗し、ベスト16で散った。2-2に追いついて迎えた最終セットは、15-14と先にマッチポイントを握ったが、あと1点が奪えず、最後は16-18と力尽きた。西田有志(ジェイテクト)がチーム最多の31得点、主将の石川祐希(ミラノ)が22得点を挙げるなど奮闘したが、番狂わせの金星にはあと一歩届かなかった。大会の目標としていた8強にも届かなかった。

 石川は試合後、「ジュースで敗れ、非常に悔しい。目標としていたベスト8を逃してしまった。いい内容の試合だったとは思うが、負けてしまったことには変わりないので、悔しい気持ちしかない。フランス相手にこれだけいい試合ができて自信になった部分と、それでもまだ勝ち切れない弱さと、2つが経験できたので、また強くなれる要素が見つかった大会だった。この先もっと強くなって、次はああいった(強豪)チームに勝つ姿を見せたいと思った」と振り返った。

 今季はネーションズリーグで8強、世界選手権で16強と、パリ五輪を見据えた足がかりはつくった。「非常にプラスな経験を積むことができた。この先、勝つ姿を見せられるチームになっていくと思うし、とにかくもっともっと強くなります」と誓った。

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